現場の介護職にとって腰痛は職業病と捉えてはいけない
2022/05/02
こんにちは、みんなのえがお商会です。
先日介護の専門学校に留学している方にお会いする機会がありましてお話しました。その時に腰が痛くなるのは仕方がないと言っていましたので、僕は現場で23年ほどいましたが、ボディメカニクスを使ってやっているので、腰痛にはなっていませんと話したところ、少し驚いていました。この問題は日本の介護の質の問題なので、外国人の方はお気の毒な感じがしますが、今いる介護職の100%の人が腰痛は職業病だと思っている、捉えている限り介護技術の向上はありえません。介護福祉士の国家資格を持っていて、腰痛になる、これは職業病だから仕方がないと思っているレベルであるなら、介護福祉士を国家資格と認定しちゃいけないでしょう。
自分の経験上、腰が痛くなることは1年に1度(2,3日)くらいはありました。それでも、ボディメカニクスに忠実に丁寧にやれば、腰が痛くても起居動作も、60キロ以上ある男性でも移乗などの介助は普通にやれていました。で、2,3日過ぎれば腰が痛いのが治りました。腰が痛くても普通に、介護して、腰痛を悪化させずに治すことが出来るんです。介護を教えている方が、ボディメカニクスを現場で実践レベルまで身体に落とし込んでいないから腰痛になるんです。もちろん、腰すべり症とかヘルニアとか元々腰に持病がある方もいらっしゃるので、その方々を責めるつもりはないですし、無理せずにやって頂ければいいと思います。
あとボディメカニクス以外に人工コルセットでなく、筋肉のコルセットをつける努力をしなければいけないんですよ。というよりも、現場に入る前に本当は筋肉のコルセットを作り上げていかなければならい。そして、毎日毎日筋肉のコルセットが弱くならないように鍛えていく努力が必要なんです。もし、介護職で腰痛の方がいらっしゃいましたら、ボディメカニクスを実践レベルで使えるようにすること、筋肉コルセットを作ることをやって頂きたいと思います。
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