認知症は認知力の低下
2022/05/14
「認知」とは、(その人のおかれている)「状況」を「認識」「理解」「判断」する「総合的な精神」のはたらき。一般的な言い方をすると「ここはどこ?」「私は誰?」「では、どうすればいいの?」というのが「認知」 介護力向上講習会③認知症ケア 竹内孝仁より引用
例えばAさんは寝ている。という状況があったとします。
「認識」→寝ている状況に対してAさんはその場所がどの様な場所であるかということが分かる。
家なのか。外なのか。お店なのか。等
「理解」→Aさんの寝ている場所とAさんの関係が分かること。自分は家で寝ている。寝室で寝ている。テレビ観ながらリビングで寝てしまった。ホテルで寝ている。友人宅で寝ている。等
「判断」→認識と理解を踏まえ、自分はどのように行動したらいいのか分かること。
家に居るのに「家に帰る」という認知症の方がいる。自分の家を忘れたわけではない。今いる場所と自分との関係が分からなくなっているだけ。認知力の低下により。
寝ている時というのは、状況を認知することが出来ない。寝ている時は意識が覚醒していない。意識が覚醒している時に認知というのはなされる。意識の覚醒度と認知力というのは関係している。意識の覚醒度を上げるためには、しっかりと水分を摂ること。水分を摂ることでしか意識を覚醒させることは出来ない。意識の覚醒度を上げれば、ここはどこか分かり、家に帰ると言わなくなる。
認知症の改善には水分補給というのはとても大切になってくる。
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