介護福祉士の給料が安い理由を理念と専門性から考える
2022/06/07
介護の職場で働いている人達は、ケアの最前線でとても苦労しながらケアを行っていると思います。その仕事の大変さから、介護職の給料が安いという訴えがあるのは分かる気がします。介護福祉士以外の資格はみんな、医療系の資格です。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、柔道整復師等ですが、基本給を比べても介護福祉士が圧倒的に安いですし、夜勤がある職場で、介護福祉士と看護師の夜勤手当を比べても、看護師の方が2,3割程度は高い。こうした金額の違いがあります。介護福祉士は、その他の資格に比べて新しい資格です。1986年にできた約35年程度しかありませんが、他の資格の歴史は長いです。そして、介護福祉士は日本発祥の資格です。そういうこともあり、世界的な広がりのある資格ではないということもあると思います。そういう意味で、これから社会的な地位を上げていく資格であると思います。
介護の現場で介護職がなんでだろう?と思うことは、介護職が一番利用者の身近にいてケアをしていて、他の医療系の資格の方々は、1日にせいぜい1時間くらいしか利用者様と一緒にいないのに、なんで給料に差が出るのか?向こうが高くなるのか?と思われている方もいるかもしれません。介護福祉士の専門性とは何か?
- 介護過程の展開による根拠に基づいた介護実践
- 指導・育成
- 環境の整備、多職種連携
介護福祉士会では介護福祉士の専門性をこの3つとしてあります。
1⃣すべての人が基本的人権の主体
2⃣人間としてあたりまえにの生活
3⃣その人らしい生活の充実感を高める
この3つが基本理念です。
専門性の2,3は介護福祉士の専門性と言って良いのか?疑問がある内容です。1も専門性?なのかなーという感じです。
介護福祉士の理念を見入るとバイデン大統領の人権主義を言い過ぎて、支持率がダダ下がりの様相を思い出してしまう。そんな理念だなーと思ってしまいます。
介護福祉士の理念や専門性を見る限り、専門職というには難しい状態ではないのかと思われます。
これは歴史の浅い資格の性なのかもしれません。賃金が低いというのと歴史が浅いという観点から考えてみました。
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