介護福祉士の給料が安い理由を介護保険から考える
2022/06/08
こんばんは、みんなのえがお商会です。
介護福祉士だけでなく、介護保険使っている全ての職種に関係している。介護保険の利益は青天井には行きません。天井があります。面積に対しての利用者の人数制限もありますし、介護者の最低人数もあります。
例えばある小規模デイサービスがあったとします。定員は10名です。デイサービスの建築基準がありますからそれを満たさなければいけません。そうすると建築基準を満たす広さの土地を探し、建築をするということになれば、どんなに安いところで作ってもこれだけのお金がかかるというのが計算できます。お金を借りて毎月いくら支払っていくかも分かります。備品の耐久年数や建物の建て替え時期などを予想して、それにかかるお金を貯蓄していかなければなりません。職員の給料、職員は利用者3人:介護者1決まっているので職員は最低4人はいる。仮に5人の職員を雇うします。手取り20万円の給料です。会社は税金や社会保険料などがありますから総支給では25万円くらい。職員の人件費だけで125万円です。
収入は、介護保険料と利用者様からの1,2,3割負担額です。デイサービスの1回の利用料金が介護保険が2000円。食費など利用料1000円で平均で週2回だった場合。1ヶ月で約10回来ることいなります。1人介護保険2000円✖10=20000✖10=20万円。食費などの利用料1000円✖10回=10000円。1人21万円✖定員10名=210円。毎日定員いっぱいに来ることは無いので大体0.8か0.7かけで計算すると147万円。
1ヶ月約150万円の中で運営していかなければならない。
これで職員の給料を毎年毎年昇給し続けることは難しい。
いい夢が見れますように… おやすみなさい
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