おなじことを何度も聞いてくる認知症の方への対応、こんな案はどうでしょう
2022/03/27
こんばんは、みんなのえがお商会です。
同じことを何度も聞いてくる原因は
1,慢性不安症
2,恐怖心
3,持て余す時間
3番の持て余す時間に注目してください。どうして時間を持て余すかと言えば、やることがないからです。やることを作ればいいのです。
認知症は大昔注意散漫になる病気だと言われていたこともあり、一人で何かに集中して取り組むというのは難しいので、10分でも15分でもいいので同じ時間に同じことをする。同じ話を何度もしてくるのに対応しなければいけなくて、結局自分のやりたい事、自分の時間が取れなくなってしまうのなら、この時間の10分、20分はおふくろに、おやじにとことん付き合うぞ!と決意してもらい、一緒に散歩に行くでもいいし、昔の遊び、けん玉、あやとり、おはじき、などその方の時代の遊びをやる。かるたとりでもいい。かるたに興味を示したら、いぬぼうかるたのような簡単なかるた取りからはじめ百人一首くらいまで行けると良いですね、和歌の旋律は非常に心を豊かにしてくれますので、読んでもらうのもいいですし、取るのもいい。広瀬すずさん主演のちはやふるを家族で見てもいいですし。俳句や川柳、短歌、都都逸などみんなで歌を作って発表しあうのもいいですよね。
認知症ケアをお嫁さんだけがするとか、息子や娘だけで頑張るとかじゃなくて、多くの人を巻き込める企画をしていくことが大切だと思うんです。もし、百人一首やかるたとりに興味を示したのでしたら、日曜日や祭日などお休みの時に親族対抗百人一首大会を行いますので、ご参加くださいと告知して定期的に家に来てもらう。実は認知症ケアを手伝ってもらうために百人一首大会をするのだけど、そんなことは言わずに、楽しい企画と面白いことをやりながら楽しみながら認知症ケアをしていく。
とにかく、認知症の方に役割を与える!ことで1,2を無効化させる。
ありがとうございました。
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