おはようございます。

みんなのえがお商会です。

ゴールデンウィークも今日を含めて後2日ですね、今日は天気がいいですね、五月晴れが気持ちいです。

認知症の方は自分対して嫌な感情を与えたことを覚えていると良く聞きます。

それは違うと思うんです。どういうことかというと、例えば5人の友達で始めて行く場所を歩いていたとします。しかし、その5人全員が同じものを見ているわけではないということが分かります。Aさんはアスファルトの隙間からタンポポが咲いているのに感動した。印象深かったといいます。Bさんは飛行機の飛ぶ距離が近くて怖かったとことが印象深いと言います。Cさんは通りがかりの公園に遊具が多かったことが印象深かったと言います。Dさんは、静かな町で落ち着いたことが印象深かったといいます。Eさんは、ストリートダンスやスケーボーをやっている人が元気だったことが印象深かったといいます。目の網膜に映る映像と心に映る映像とは違うということです。目の網膜に映る映像は心に残らないが、心で見えたもの、心に映った映像は心に残る、印象深く残る。

こういうことから考えれば、自分にとって命の危険を感じるものや拒否したくなるもの、否定したくなるもの嫌なものは印象に残りやすい。

自分にとってとても感動したものも印象に残りやすいのです。その人が感動するものは、今までの歩んできた人生で違いがあるので、しっかりとアセスメントしてその方の感動する演出をすることによって印象に残り覚えてもらえる。そういうことを認識しながら認知症の方に関わることも大切だと思います。