プロとは

こんばんは、みんなのえがお商会です。

 

介護の仕事が未経験だったとしても、介護保険を使って運営する施設や事業所で働きだせば、介護のプロとみられるわけですが、プロとアマとの違いは何か？ということをかんがえてみたいと思います。

 

プロ野球を引き合いにして考えてみます。

 

プロの前に高校野球、大学野球、社会人野球で野球をやっていたとします。その際おそらく毎日練習をしていたと思います。プロの球団に所属したら、アマの時よりも練習量は多く、練習の質も高くなると思います。アマ時代より練習量は少なく、練習の質も低い選手はいない。もしアマ時代よりも練習をしていない選手が居たらプロとして契約を続けることは出来ないと思います。

 

これは、プロサッカーでもプロバレーボールでもどんなプロスポーツでも同じだと思います。

 

翻って、介護の世界を見てみると、アマ時代の学生の時、違う職種で就職していた時よりも、練習量（介護の場合は学習量）が多い介護職の人はどれだけいるだろうか？と考えた時、自分が出会った介護職の人の７，８割の人がアマ時代の方が練習量が多いという方ばかりでした。

 

プロ野球で、ユニホームは球団から支給されるかもしれませんが、グローブやバット、練習する合宿所までの交通費など諸々のお金は自腹というか契約金の中でやりくりしていくことになります。

 

介護職の人で、自分の弱い部分の補強の為の勉強や研修、介護の質の向上の為の勉強に自腹でお金をかけている人がどれだけいるでしょうか？介護の職場を10くらい変わりましたけど、介護関係の月刊誌を年間購読して読んでいるのは、僕ぐらいしかいませんでした。

 

介護職は給料が安いと言われますが、金額的には確かに安です。でも、その金額以上の練習をしているかと言えばしていない。していないということは、結局介護の質は上がらないので、利用者により良い介護を提供できないからそれに見合った金額を利用者は出さない。そいうことで給料が安いのではないでしょうか？

 

プロとしての行動をしっかりととることが先決かと考えます。